皆さん、こんにちは、こんばんは猿桃です。
この二週間は、双極性障害Ⅱ型のうつ期で苦しんでいまして、ブログの投稿が出来ませんでした。
このままでは、このブログがなくなっちゃうよぉーと思って、闘病の今の状態を書くことを思いついたしだいです。今日は私が苦しんでいる病状についてさらっと話したいと思います。
一般的な双極性障害のことをご存じの方は、3の「猿桃の双極性障害のうつ症状」からお読みください。
1.双極性障害とは
双極性障害は、躁状態とうつ状態をくりかえす病気です。躁状態とうつ状態は両極端な状態です。その極端な状態をいったりきたりするのが双極性障害です。
気分の波は、誰にでもあります。幸せな感じがする時もあれば悲しい気分の時もあるのは当たり前です。嫌なことがあった時に落ち込んだり、楽しいことがあった時にウキウキしたりするのは、ごく自然なことで、病気ではありません。
でも、周りの人たちが「どうもいつものあの人とは違う」と気づき、「ちょっとおかしいのでは?」と思えるほどその気分が行き過ぎていて、そのために家族や周りの人が困ったり社会的信用を失うほどであったら、それは、双極性障害かもしれません。
1)これまでに躁状態を経験したことがありますか
本当は双極性障害であるのに軽い躁状態に気づかず、うつ病と診断されている人も少なくありません。うつ病の治療をしてもなかなか治らない患者さんが実は双極性障害だったということはしばしばあります。
また、逆にうつ病であるのに症状が改善して正常範囲の元気さを取り戻したものを軽い躁状態と間違えられて、双極性障害と診断されている人も少なくありません。双極性障害の治療をしてもなかなか治らない患者さんが実はうつ病だったということはしばしばあります。
躁とうつの症状が現れる間隔は数ヶ月だったり数年だったりいろいろです。躁状態から突然うつ状態へと切り替わることもあります。
うつ状態しか経験したことがないと思っていても、病気とは思えないようなごく軽い躁状態を何度も経験していた、ということもあります。この場合も双極性障害に含まれます。一般に、躁状態の期間よりもうつ状態の期間のほうが長く続く傾向があります。
2)双極性障害の発症頻度
日本における双極性障害の患者さんの頻度は、重症・軽症の双極性障害をあわせても0.4~0.7%といわれています。1,000人に4~7人弱ということで、これは100人に10人弱といわれるうつ病に比べると頻度は少ないといえます。
3)双極性障害で困ること
躁状態の時は現実離れした行動をとりがちで、本人は気分がいいのですが周りの人を傷つけ、無謀な買い物や計画などを実行してしまいます。
再発しやすい病気なので、こうした躁状態を繰り返すうちに、家庭崩壊や失業、破産などの社会的損失が大きくなっていきます。
また、うつ状態はうつ病と同じように死にたいほどの重苦しい気分におしつぶされそうになりますが、躁状態の時の自分に対する自己嫌悪も加わり、ますますつらい気持ちになってしまいます。
こうした躁とうつの繰り返しを治療せずに放置していると、だんだん再発の周期が短くなっていきます。
躁状態では本人は気分がいいので治療する気にならないことが多いのですが、周りの人が気づいて早めに治療を開始することが望まれます。
2.双極性障害のサイン・症状
1)躁状態のサイン
- 睡眠時間が2時間以上少なくても平気になる
- 寝なくても元気で活動を続けられる
- 人の意見に耳を貸さない
- 話し続ける
- 次々にアイデアが出てくるがそれらを組み立てて最後までやり遂げることができない
- 根拠のない自信に満ちあふれる
- 買い物やギャンブルに莫大な金額をつぎ込む
- 初対面の人にやたらと声をかける
- 性的に奔放になる
2)うつ状態のサイン
(1)周囲の人にもわかるサイン
- 表情が暗い
- 自分を責めてばかりいる
- 涙もろくなった
- 反応が遅い
- 落ち着かない
- 飲酒量が増える
(2)身体にあらわれるサイン
うつ病の精神症状に気づく前に、身体の不調が現れることもあります。
- 食欲がない
- 性欲がない
- 眠れない、過度に寝てしまう
- 体がだるい、疲れやすい
- 頭痛や肩こり
- 動悸
- 胃の不快感、便秘や下痢
- めまい
- 口が渇く
3.猿桃のうつ期の症状
- シャワー・風呂に入るのが面倒になり、入れない
- テレビに興味がなくなり、観てる人に対しても憎しみを感じる(音が原因かも?)
- 音楽が聴けなくなる。聴けなくなる。好きなアーティストでも無理です
- 頭の中を否定的な考えに占拠される(私の場合は「私の味方は誰もいない」です)
- 他人と話すもの辛い、出来たら話したくない
- 食事中や歩いている時に勝手に波が出る
- 服装に関心がないので、そこら辺にあるものを着るようになる
- 化粧する元気がない
- カレンダーに予定を記入したりできない
- 自分のスケジュールが管理できなくなる。体調の良い時は、誰といつ会う等はしっかりできる
- メールの管理が出来ないので、受信メールが溜まる
- 自分の食事を作る元気がない
こんな感じですかね。また、思いついたら追加したいと思います。双極性障害とうつ病とは別の病気であり、治療も全く違いますので、軽躁のエピソードで心当たりがある方は主治医にご相談くださいね。
では、今日はこれで失礼します。
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参考
双極性障害(躁うつ病)|こころの病気を知る|メンタルヘルス|厚生労働省 (mhlw.go.jp)
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